病気が見つかるありがたさ  副教会長   
 
 

今年も三月の初めころから咳が出だしました。実は大阪に住んでいるころにはこの時期の咳は本当に酷くて、保育士をしていた関係で、保護者の方の前で咳をするのはよくないということで、診察していただいたのですが、風邪という診断で体調管理をきつく言われていました。その後、名張に引っ越して少しの間、咳は治まっていたのですが、二男が幼稚園児の頃、また出だしたので再度通院すると、また風邪という診断でした。

 その後も、年によって軽かったりひどかったりと様々でしたが、この時期になると咳をしているといった状態でした。こちらとしてもまたこの時期に風邪をひいてしまった、時機がきたら治まるから…といった認識でした。

 そして今年、珍しく月一の通院の日と咳がひどい日とがかぶってしまい、いいタイミングをいただいたと主治医の先生に相談してみました。すると、「明らかに風邪じゃない」と言われました。「咳喘息」だそうです。アレルギーのひとつで、咳だけ出る喘息だそうです。「季節的なものなので、知らないうちに治っているだろうけど、治療したほうがいいよ」とのことで投薬治療をはじめました。病名がついたことに少しショックもありますが、ありがたいことだと思い替えをしています。

 父の十年祭を終えての出来事でした。思えば父も同じような体質で、朝いつも咳き込んでいたことを思い出します。もしかしたら父のそんな体質を受け継いだのかもしれません。私の甲状腺の病気も母方の祖母がもっていたそうです。 

神様にしっかりお願いして信心のけいこを積んで病気の全快のおかげをいただきたいと思います。そしてもしこれが祖母や父から受け継いだものなら、ここで根絶やしのおかげをいただけたらいいなと思っています。

 

  

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